緩和ケアとは？・2

緩和ケアとホスピスケア：共通点と相違点

緩和ケアとホスピスケアの共通点

緩和ケアとホスピスケアの目的は、重篤な疾患を持つ患者さんの生活の質を高め、症状や副作用を緩和することにあります。

緩和ケアとホスピスケアには、患者さんの身体的、感情的、精神的、社会的、霊的なニーズに対応する特別なケアチームがあります。

ホスピスケアには、しばしば緩和ケアも含まれます。

緩和ケアとホスピスケアの違い

ケアが行われる時期。

緩和ケアは、深刻な病気のどの段階でも提供されます。

ホスピスケアは、不治の病の最終段階にある患者さんや、進行性のがんや転移性のがんの患者さんなど、人生の終末期にある患者さんに提供されます。

その他のケアはどのようなものがありますか。

緩和ケアは、患者さんが積極的な治療を受けている間に行うことができます。つまり、がんの化学療法、放射線療法、免疫療法と同時に行うことができます。

ホスピスケアは、重篤な病気に対する積極的な治療や治癒のための治療が行われていない場合に行われます。ホスピスケアにおける "治療 "とは、症状や副作用の管理のみを意味します。

ケアチームが行うこと

緩和ケアチームは、病気の治療や管理を行う医療チームとは別に、医療チームとコミュニケーションをとります。

ホスピスケアチームは、患者さんのケアの大半をコーディネートし、患者さんの医療チームとコミュニケーションをとります。