


自己紹介
私は医師として約20年間、臨床の現場で多くの患者さんと向き合ってきました。その長年の経験を通じて、日本の医療が抱える様々な課題の中でも、特に患者さんと医療者間の情報格差が、患者さんの医療に対する満足度を低下させる大きな要因となっていることを痛感しています。必要な情報が患者さんに十分に届かず、ご自身の状態や治療法について深く理解し、納得の上で主体的な判断を下すことが難しい現状は、真の意味で**「患者中心の医療」が実現できていない**ことを示しています。
この状況を根本的に解決するためには、患者さん自身が自身の医療情報を適切に管理し、その情報を自分自身の言葉で理解できること、そして十分な情報に基づいて納得のいく治療選択ができる環境が不可欠であると強く確信しています。しかしながら、現状ではこのニーズに真に応える満足のいく解決手段は確立されていません。
だからこそ、私の20年間の臨床経験で培った知見と問題意識を活かし、この情報格差を解消するための具体的な行動を起こしたいと考えています。その第一歩として、インターネット上で患者さんが自身の医療情報を安全かつ容易に自己管理できるシステム(Personal Health Record: PHR)の開発、そしてオンラインを通じて専門医から医療に関する丁寧な説明を受けられるサービス(遠隔健康相談)の提供の実現を目指しています。これらの取り組みを通じて、患者さんが医療のプロセスにより主体的に関わり、納得と安心を得られる医療環境の構築に貢献したいと考えています。
実務経験
2023年3月~
2009年4月〜
2016年4月〜2017年3月
群馬大学医学部医学科を卒業。群馬大学附属病院を中心に放射線治療医としてのトレーニングを積み、放射線治療専門医、がん治療認定医を取得。
東京都立駒込病院(東京都がんセンター)などのがんセンターで勤務。2019年から神奈川県立がんセンター 放射線治療科 部長。
MGH/Harvard Medical School Post-Doctoral Researcher




